<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース-ブルワーズ>◇練習日◇13日(日本時間14日)◇ドジャースタジアム
自信を持って、巻き返す。ドジャース大谷翔平投手(32)が13日(日本時間14日)、リーグ優勝決定シリーズ第3戦を翌日に控え、本拠地ドジャースタジアムで記者会見に臨み、状態について語った。ここまでポストシーズン6試合で20打数3安打で打率1割5分、0本塁打と打撃不振。米メディアからスタメン落ちの可能性も指摘されたが、ロバーツ監督はスタメン起用を明言。0勝2敗から逆転突破へ、欠かせない存在とされた。
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0勝2敗の状況下、大谷の決意がロバーツ監督に伝わった。「何よりも優先すべきなのは、チームが勝つことです。そのために、攻撃面で貢献することもそうですし、その日の自分の取り組み方に自信を持つことも大切だと思っています」。エゴではない。第3戦に勝つため、自分の力が役に立つと信じている。
ポストシーズンでの打撃不振は顕著だ。そのため会見に先立ち、両者は起用法についての話し合いを持った。ロバーツ監督は「彼は打撃のメカニズムについて何かをつかみかけているという強い確信を持っていた。自分はチームの力になれると強く主張していた」。2年前、故障から打撃不振だったフリーマンが、休養を挟んだワールドシリーズではMVPに輝いた。だが、大谷の場合は出場を続けながら復活するという「確信」を得た。これまで通り、2番から5、6番までの間でのスタメン出場が決まった。
大谷はシーズン終盤から上腕二頭筋、左膝の炎症を抱えている。レギュラーシーズンから合わせると、メジャー移籍後最長の24試合連続、110打席ノーアーチが続いている。「症状はかなり落ち着いてきました。特に負傷者リストに入っていた期間は症状を軽減することに専念できました。今のスイングについては、毎日いろいろなことを試しながら、日々異なる感覚を探っているところです」。現状打破のため、普段は行わない屋外でのフリー打撃で感覚を呼び覚まそうと試行錯誤している。
今世紀初のワールドシリーズ3連覇へ、これ以上は負けられない。「ささいなこと、誰でもできることが短期決戦でも大事。いつ何が起きてもいい準備をしたい」。第2戦ではセーフティーバントを繰り出す場面もあった。昨年のような3本塁打&6回10三振無失点という超人的活躍でなくても、勝利に導くための貢献を誓った。