<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース2-6ブルワーズ>◇第3戦◇14日(日本時間15日)◇ドジャースタジアム
ドジャースが3連敗となり、3年連続のワールドシリーズ制覇へ向け、崖っぷちに追い込まれた。「6番DH」で出場した大谷翔平投手(32)は8回の第4打席で中前打を放つなど、2打数1安打1四球だった。
本拠地に戻ったドジャースだが、先発スネルが初回に先頭打者弾を浴びた。打線は6回にスミスの2点打で1度は逆転に成功したが、直後の7回にスネルが再逆転弾を浴びた。今シリーズ開幕3連敗。大リーグのポストシーズン(PS)のデータ的には、突破率わずか2・4%という奇跡を起こすレベルの状況に追い込まれた。
ワールドシリーズ(WS)を含む7回戦制のPSで、0勝3敗となったシリーズは過去42度あるが、逆転突破はわずか1度だけ。確率的には2・4%しかない。
0勝3敗から勝ち上がった唯一のケースは、2004年のア・リーグ優勝決定シリーズを突破したレッドソックス。宿敵ヤンキースを相手に、第3戦は19失点の大敗を喫するなど敗退寸前の状況から、第4戦と第5戦で逆転勝ち。第6戦以降も敵地で勝利を収め、逆転突破を果たした。勢いのまま、WSでは無傷の4連勝でカージナルスを下し、1918年以来6度目のワールドチャンピオンに輝いた。ベーブ・ルースを放出して以後は世界一に見放されていた「バンビーノの呪い」を86年ぶりに解いた。
ヤンキースには、メジャー3年目の松井秀喜外野手が所属していた。14安打、9長打、28塁打、6二塁打はリーグ優勝決定シリーズの新記録、9得点は同タイ記録をマークしたが、チームは悔しい敗退となった。
直近では、昨年のナ・リーグ優勝決定シリーズで、ブルワーズが4連敗で敗退。第4戦でドジャース大谷翔平投手(32)が打って3本塁打、投げても10三振を奪って勝利投手になった。
2024年のWSでは、ヤンキースがドジャース相手に0勝3敗。第4戦で初勝利を挙げたが、第5戦を落として敗退した。対戦相手のドジャース大谷は自身初の世界一を手にした。
2020年のア・リーグ優勝決定シリーズでは、レイズと対戦したアストロズが0勝3敗から3勝3敗まで追い上げたが、第7戦で敗れている。