MLBは26日(日本時間27日)、今年のロベルト・クレメンテ賞を発表し、メッツのフランシスコ・リンドア内野手(32)が受賞した。ワールドシリーズ第3戦の前に表彰セレモニーが行われた。
同賞は野球の活躍に加えて社会貢献に尽力した選手に贈られ、最高の栄誉とも称される。ロベルト・クレメントと同じプエルトリコ出身の選手ではエドガー・マルティネス、カルロス・デルガド、カルロス・ベルトラン、ヤディエル・モリーナに続いて5人目の受賞となる。
リンドアは「彼らが私たちの世代に影響を与えてくれたように、この賞が他者を思いやり、隣人を愛し、社会に恩返しをするきっかけになればと願っています。私たちアスリートは、一般の人々から遠く離れた存在のように見られることもありますが、そうではありません。私たちはコミュニティーの中にいる。そして恩返しをしています。この受賞が、故郷の人々を助け、より良いチャンスを創出するためのより大きな機会となることを楽しみにしています」と語った。
リンドアは妻ケイティアさんとともに小児医療支援団体や障害者支援団体などの活動に参加。ハリケーンで被災した故郷プエルトリコには復興支援のため100万ドル(約1億6000万円)以上も寄付した。さらにニューヨークでは学生の支援プログラムを立ち上げ、子供たちにバックパックや学用品を提供している。
昨年はドジャースのムーキー・ベッツ内野手が受賞し、今年はドジャースのウィル・スミス捕手らが候補に入っていた。