サラリーキャップ導入ならドジャースは総年俸大幅削減「ベテランを放出する必要」と米メディア

ドジャースの球団旗(2024年2月撮影)

MLBが3日(日本時間4日)総年俸に上限を設けるサラリーキャップ制度の新たな案を提出し、もしこれが導入されればドジャースが総年俸を大幅に削減しなければならず、話題となっている。

MLBの新たな提案では、総年俸の上限を2億5820万ドル(約413億円)、下限を1億8020万ドル(約288億円)に設定し、各球団に1年の猶予を与えて2028年からの導入としている。

選手会側はこの案に反対しているが、最終的にサラリーキャップが導入されればドジャースは総年俸を大幅に削減する必要があり、ニューヨーク・ポスト電子版は「長期の大型契約を結んでいるベテラン選手をトレードで放出する必要になりそう、という現実に直面する」と指摘している。

同メディアによると、ドジャースの28年の総年俸見込みは現在のところ3億260万ドル(約484億円)で、提案されている上限が適用されれば4440万ドル(71億円)削減しなければならない。28年またはそれ以降まで契約がある選手は大谷翔平、山本由伸、ムーキー・ベッツ、ウィル・スミス、トミー・エドマン、タイラー・グラスノー、ブレーク・スネル、タナー・スコット、エドウィン・ディアスで、来オフにオプトアウトの権利を行使しなければカイル・タッカーも含まれる。さらに、今オフFAとなった先発右腕タリク・スクバルとの再契約も模索していると伝えられ、スクバルとの再契約が実現すれば削らなければならない年俸もさらに増える。

同メディアは「サラリーキャップ制度導入の問題は、戦力補強をしながら同制度の導入を見込んだ総年俸の調整もしなければならないという状況をもたらし、ドジャースのような潤沢な資金を使える球団は今オフ、困った状況に陥る」と指摘した。