ブルワーズのレネキー監督はレギュラーシーズンが終了した3日、青木宣親外野手(30)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参加について「来季は彼にとって大切な年になる。春のキャンプをチームとともに送ることはとても重要だ」と、あらためて消極的な姿勢を示した。

 同監督は「選手にWBCに参加してほしくないとは言っていない」と前置きした上で、青木が契約最終年の来季も活躍すれば契約を延長できると指摘。WBCに参加すれば「チームを離れることで何かを失うだろう。彼は開幕に準備を整えるだろうが、それとは異なる問題だ」と語った。

 メルビン・ゼネラルマネジャーは「彼が出場を希望するなら、私はオーケーだ」と本人の判断に任せる意向を示していた。