嶋プロ野球選手会長、松原事務局長の遺志継承誓う

 楽天嶋基宏捕手(30)が遺志を継ぐと誓った。日本プロ野球選手会の松原徹事務局長が20日、ぼうこうがんのため神奈川・川崎市内の病院で58歳で死去した。選手会会長の嶋は22日、ロッテ戦の行われたQVCマリンで取材に応じ「松原さんは野球界を良くしようと活動していただいた。その思いを、選手全員が感じないといけない」と語った。

 思いを託されていた。最後に会ったのは7月17日の選手会臨時総会。病気のために体重が落ち、やせた姿だった。そんな松原氏から「これからの野球界を任せた」と声をかけられた。12年に8代目の選手会長に就任し、行動をともにした。嶋は「高校の連盟の方々と親身になって話をする姿に心を打たれた。野球界の問題はまだまだある。しっかり向き合って、松原さんに良い報告ができるように頑張りたい」と、バイタリティーを継承する意向を示した。

 04年の球界再編問題、11年の東日本大震災による開幕日の延期、13年の統一球をめぐる混乱など、松原氏は問題を提起し続けた。葬儀は近親者のみで密葬を行い、後日お別れ会が開かれる。嶋は別れの言葉を求められ「自分の体調よりも野球界のためにと、いろんなところに顔を出し、声をかけてくれた。ゆっくり休んでください」と絞り出した。

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