昨秋ドラフト7位で入団したルーキー中日遠藤一星内野手(26)は堂上、エルナンデスらと遊撃の位置を争う。

 遠藤は「不動の遊撃手」宣言だ。「143試合出るつもりでいます」と力強く口にした。同い年の堂上、助っ人エルナンデス、今秋ドラフト5位で阿部も加入。ポジション争いは過熱するが「ライバルはいない。ポジションで言えば(堂上)直倫、エルナンデス、あと新人も入ってきた。でも、対人ではないと思う」。己の成長だけを見つめている。

 プロ1年目を「ケガで終わったという印象」と振り返った。4月に2軍戦で右手首を骨折。6月27日に1軍に初昇格し攻守で活躍したが、8月末に右肩の違和感で出場選手登録抹消。約2か月間の1軍生活で得たことは、コンディションを整える重要性だった。初のオフで鋼のボディーを作り上げ、全試合出場を狙う。