巨人が大敗した。今3連戦は7失点-8失点-11失点の合計26失点。被安打の合計は43。一方的に同一カード3連敗を喫した。

 7日はビシエドに1イニング2本塁打され、この日は堂上1人に6打点を献上。ビシエド、ナニータ、エルナンデスの助っ人3選手には、3戦で15本も打たれた。研究などの前段階として、単純に力で劣った。

 高橋由伸監督(41)は努めて冷静な口調だった。

 「結果がすべてですから。(捕手相川は)誰を使おうが(こちらの)勝手。先に点を取られてしまっている。なかなか厳しい。何とかしなくてはいけない。どんな展開であっても、打たなくてはいけない。向こうのリズムで投げられてしまった。(ギャレットは)う~~~ん。出たり、出なかったり。ヒットは出るが点数が。そういう試合が多い。何とかしないといけない。結果を見れば、うまくいっていない。(次カードは阪神)切り替えるというより、毎日新しい試合。特にない」。

 敗者が四の五の言っても無意味。プロは結果がすべて。細部を語るにまで至らない試合。言葉の端々や間の中に、超リアリストの高橋監督らしさがぎっしり詰まっていた。