侍ジャパン事業を担うNPBエンタープライズは26日、都内で侍ジャパンの新ユニホームを発表した。

 ホームユニホームは、これまでと同じ白地にストライプ柄を維持しながら、デザインのモチーフに「ファンと選手をつなぐユニホーム」というコンセプトを表現した。

 ユニホームには4つの日本の伝統色を採用。侍が戦に勝ちをもたらすとして甲冑(かっちゅう)を染め上げた「青褐色(あおかちいろ)」、神聖と清浄無垢(むく)の象徴である「真白(ましろ)」、日の丸の赤である「紅色(くれないいろ)」、優美さと力強さの象徴「黄金色(こがねいろ)」。ユニホームのストライプ部分は、無数に小さな輪がつながる「輪つなぎ」を採用し、ファンと選手との間にある限りない思いのつながりを表現した。

 会見に出席したDeNA筒香嘉智外野手(25)は「軽くて柔らかい。日の丸を背負って戦えるのは光栄。重みがある。身が引き締まります」と話し、広島鈴木誠也外野手(22)は「すごく格好いい。ユニホームのデザインで相手を圧倒できる。いいプレーができると思います」と感激した。

 今回の新ユニホームからアシックスとの契約を交わし、契約期間は21年5月末までの4年間になった。