西武森友哉捕手(22)が15日の楽天戦で1軍に合流する見込みとなった。左肘骨折で開幕から2軍調整が続いていたが、2軍戦4試合で打率3割3分3厘、2本塁打をマークするまで回復。即DHでのスタメン出場の可能性もある。

 3月5日のWBC強化試合キューバ戦で死球を受けて戦線を離脱。保存療法を選択し、想定より時間を要したが、今月8日の2軍日本ハム戦で約5カ月ぶりに実戦復帰した。打撃面は問題ないが、捕手でのフル出場はここまで1試合で、当面はDH、または代打起用となる模様。並行して2軍戦に出場し、捕手の実戦感覚を取り戻させる方針とみられる。

 8月はチーム打率2割7分8厘、1試合平均6得点と打線好調。三つどもえの優勝争いに持ち込むには、5・5ゲーム差で追う首位楽天たたきが必須となる。大逆転Vへ、森の豪快なスイングで再加速を狙う。