ロッテが21安打を許して大敗した。先発の関谷亮太投手(26)が乱調。5回までに8三振を奪いながら、11安打4四球で6失点という謎めいた投球だった。クリーンアップを含めた4者連続三振がありながら、5連打と3連打を浴び、2つの押し出しもあった。

 捕手出身の伊東監督は関谷の投球について「これだけ打ち込まれて、やっぱり力不足というか。最初からピンチの連続でいい流れをつくれなかった。初回は切り抜けたけど本来の投球じゃない。ボールの切れもないし、全部コースが甘い。追い込んだら投球できるけど、カウント球が入らない」と分析した。