ロッテ涌井秀章投手(31)がプロ野球52人目となる通算1500奪三振を達成した。

 初回から球威、制球とも抜群。3回まで1人の走者も許さず、毎回2つずつ三振を奪った。

 4回1死走者なしで松本から150キロで空振り三振を奪い、この試合7奪三振目。これが、通算1500奪三振目となった。

 この日は、井口の引退試合。場内ビジョンには各選手から井口へのメッセージが掲載されたが、涌井は「長い間お疲れさまでした。1年目のキャンプで食事に連れて行ってもらったこと、いろいろと相談に乗っていただいたこと、昨日のことのように思い出します。まずはゆっくり休んで下さい。また相談に乗って下さい!」と寄せた。