オリックスが22日、東京都内で、日本ハムからFA宣言した増井浩俊投手(33)と入団交渉を行った。オリックス側は長村球団本部長、福良監督、森プロスカウト、増井側は本人と代理人が出席。オリックスは4年とみられる複数年契約などの条件提示を行い、抑えとしての必要性を伝えた。

 守護神の平野が海外FA権を行使してメジャーに挑戦する可能性が高く、オリックスは増井を後任候補として検討。長村球団本部長は「増井君の力がどうしても必要とお伝えした。いい形での話し合いができたと思います」と約2時間にわたる交渉で、手応えを得た模様。今後も増井側から希望があれば、席に着く考えを示した。