ソフトバンク王貞治会長が7日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。日本ハムにドラフト1位で入団した母校・早実の後輩、清宮幸太郎内野手についてコメントした。

 清宮がプロ入り表明時に「王さんの868本を打てるようなバッターになりたい」と話したことに「その意気や良し。嬉しかったですね。ああいう言葉は聞いたことがありませんでしたから」と笑顔を見せた。

 ただ868本塁打できるか? ということに関してはすぐに肯定はせず。

 「長距離バッターというより中距離バッター。強引に打つんじゃなくて来た球を逆らわずに打つので打率は残せると思います。50本も60本というのには最初からはならない。でも気持ちは大事。後輩として頼もしいですね」と分析した。

 張本勲氏も「典型的なホームランバッターではない。高校野球は相手が弱いし金属バット。中距離に近いバッターで左右に打ち分けられる」と解説していた。