飲食店で裸となり、その様子を携帯電話で撮影するなどの行為で6月13日から謹慎となっていた巨人河野元貴捕手(27)と篠原慎平投手(28)が、球団から処分を下された。今季中の期限を定めない出場停止に加え、18年の参稼報酬のうち7月以降に支給予定の金額の20%相当の罰金を科した。年俸700万円の河野は約70万円、同1440万円の篠原は同145万円とみられる(金額は推定)。

 両選手は6月10日深夜から翌11日未明にかけ、都内の飲食店個室で男女10人で飲食。席上で篠原が裸になり、同席した河野が撮影。SNSのインスタグラムに自身のフォロワー限定で公開した。8日からファーム練習に合流し、今後の練習姿勢や大いなる反省が認められれば、出場停止処分は解除される。河野は「いろいろな人にご迷惑を掛け、情けないことをしたと反省しています」。篠原は「申し訳ありませんでした。私生活の行動はもちろん、野球で取り返せるように一生懸命頑張ります」とコメントした。

 球団は、会食に同行していた坂本勇人内野手(29)にも6日、厳重注意した。撮影時には店を後にしており本件に関与していないが「シーズン中に騒ぎを起こすような飲み会に同行していたことは主将の自覚を欠く行為」と指摘した。