オリックス東明大貴投手が896日ぶりの勝利を挙げた。

西武打線を5回3安打無失点に封じた。16年3月30日の日本ハム戦以来の勝ち星に「うれしいです。長かったですね」と感慨深げ。15年に10勝をマークしたが、16、17年と2年続けて右肘のクリーニング手術を受けたため、投げられない期間が長かった。投げてもうまくいかず、どこか気持ちの悪さを感じながらだったという。

今季は2敗を喫していたが、試合は作っており、防御率もこの日で1・25と安定している。「ここまで、家族やトレーナーさんやお医者さん、いろんな方が関わってくださっている。感謝しています。感じはよくなってきている。もう少し長い回を投げられれば」と、さらなる活躍を誓った。