巨人は26日、川崎市のジャイアンツ球場の室内練習場で全体練習を行った。村田真一ヘッド兼バッテリーコーチを中心にバント特訓が開かれ、小林誠司捕手、立岡宗一郎外野手、吉川大幾内野手らが指導を受けた。

24日の阪神戦では初回無死一塁で2番の立岡が送りバントを失敗。延長10回にも小林が送りバントをファウルとした場面があった。村田同コーチは「送りバントができていたら、点が入ったかもしれない場面があった。成功したら外野が前に出てきたり、守備位置が変わってきたりする」と重要性を説いた。チーム最多の15犠打を記録する小林は「試合であれだけ失敗していて情けないので、練習するしかない」と話した。