昭和から平成に移行した2年にわたり、球史に確かな足跡を残したチームがあった。88年10月19日、川崎球場でのダブルヘッダーで優勝を阻まれ、翌平成元年にパ・リーグを制した近鉄バファローズ。伝説の「10・19」からちょうど30年。あの熱狂とはいったい何だったのか。特別編として2回にわたってお届けします。


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88年10月19日、ロッテ対近鉄第1試合 逆転勝利し小野和義(近鉄・中央右)が阿波野秀幸(中央左)に抱きつき喜び合う
88年10月19日、ロッテ対近鉄第1試合 逆転勝利し小野和義(近鉄・中央右)が阿波野秀幸(中央左)に抱きつき喜び合う