阪神からドラフト2位で指名された延岡学園の小幡竜平内野手(18)が31日、宮崎・延岡市内の同校で指名あいさつを受けた。球団からは佐野仙好統括スカウト、永吉和也アマスカウトディレクター、田中秀太スカウトが来訪。同校の校長室内で約20分間にわたり会談が行われた。

181センチと74キロとまだ線は細いながらも、遠投110メートル、50メートル走は6秒1。昨秋から4番を務めており、高校通算24本塁打とパンチ力もある。指名あいさつ後の会見では「自分の将来像は『3拍子そろった1番ショート』というのが、目標なので、そういった選手になれるようにこれから励んでやっていきたいと思います」と大きな目標を語った。

今季は中日にドラフト1位指名された大阪桐蔭・根尾や、広島に1位指名を受けた報徳学園・小園、オリックスの天理・太田椋など、高校生遊撃手にひときわ注目が集まった。担当した田中スカウトは「まだまだ体もできていない部分もある。今年いろいろ騒がれたショートがいましたけど、将来的に鍛えていけば、彼らと遜色ない、逆に越してくれるのではないかというところで指名しました」と指名理由について説明した。