元マリナーズ投手の佐々木主浩氏(50=日刊スポーツ評論家)が17日、東北福祉大トレーニングセンターで野球教室「D’station Presents TOUCH THE BASEBALL」を開催した。コーチ役の高木豊氏(元大洋)西山秀二氏(元広島)とともに、キャッチボール、守備、打撃編に分けて2時間、約50人の受講生を指導した。

上は50歳から下は5歳までの「野球好き」が参加。初心者には別グループでボールとの触れ合いから始めるなど、元プロの目から丁寧に基本を教えた。質問コーナーでは佐々木氏に質問が集中。「コントロールが良くなるには?」には、「フォームを良くして、あとは練習で感覚をつかむ。プロでも外角にストライクを投げ続けるのは難しいので、いつでもストライクゾーンに投げられるコントロールがあればいい」とアドバイス。「地元でできてよかった。自分も楽しめました」と、今後も同様の野球教室を展開する予定だ。【中島正好】