プロ野球のセ・パ両リーグは26日、記者投票によって選ばれるベストナインを発表し、西武から両リーグ最多の6人が選ばれた。

初受賞は、西武山川穂高一塁手ら8人。最多受賞がソフトバンク柳田悠岐、広島丸佳浩外野手らの4度目が4人選ばれた。

各ポジションの受賞者は以下の通り。


パ・リーグ


◆投手 西武菊池雄星(2年連続2度目)

◆おもなタイトル 最高勝率7割7分8厘(初)

「今シーズンは野手の方に打ってもらい勝利した試合ばかりだった。試行錯誤を重ねた1年だったが、賞を頂くことができてとても光栄に思う」

西武菊池雄星(2018年6月15日撮影)
西武菊池雄星(2018年6月15日撮影)

◆捕手 西武森友哉(初)

「ベストナインに選ばれとてもうれしいです。来季以降も続けて受賞できるようこれからも練習に励み、今季以上の成績を残せるようがんばります」

西武森友哉(2018年7月26日撮影)
西武森友哉(2018年7月26日撮影)

◆一塁手 西武山川穂高(初)

◆おもなタイトル 最多本塁打47本(初)

「初めての受賞なのでとてもうれしい。選んでいただき大変光栄に思う。これから毎年、この賞を頂けるよう頑張りたいと思う」

西武山川穂高(2018年6月15日撮影)
西武山川穂高(2018年6月15日撮影)

◆二塁手 西武浅村栄斗(3年連続3度目)

◆おもなタイトル 最多打点127点(2度目)

「選んでいただき光栄。毎年、目標にしている賞なので、本当にうれしい。来年もまた選んでいただけるよう頑張りたいと思う」

西武浅村栄斗(2018年4月6日撮影)
西武浅村栄斗(2018年4月6日撮影)

◆三塁手 ソフトバンク松田宣浩(初)

「プロ13年目で初めて。本当に欲しかった賞なのでうれしい。三塁は激戦区。NPBアワードは初めて行くので涙が出るかもしれない」

ソフトバンク松田宣浩(2018年9月23日撮影)
ソフトバンク松田宣浩(2018年9月23日撮影)

◆遊撃手 西武源田壮亮(初)

「トレーナーやスタッフの皆さまのいろいろなサポートがあったからこそだと思います。来季もチームの勝利に貢献できるように頑張ります」

西武源田壮亮(2018年10月17日撮影)
西武源田壮亮(2018年10月17日撮影)

◆外野手 ソフトバンク柳田悠岐(2年連続4度目)

◆おもなタイトル 最高出塁率4割3分1厘(4度目)

「満票はうれしいですね。しっかりいい成績残せたんだな、と思う。100打点いったし、打率は想像以上だった。光栄です」

ソフトバンク柳田悠岐(2018年8月24日撮影)
ソフトバンク柳田悠岐(2018年8月24日撮影)

◆外野手 西武秋山翔吾(2年連続3度目)

◆おもなタイトル 最多安打195本(2度目)

「西武からこれだけたくさんの選手が選ばれたことがうれしい。これからもチーム内で切磋琢磨(せっさたくま)し、自分も負けないように来シーズン以降も頑張りたい」

西武秋山翔吾(2018年9月27日撮影)
西武秋山翔吾(2018年9月27日撮影)

◆外野手 オリックス吉田正尚(初)

「初めて規定打席に到達した中でこのような賞に選んでいただき、光栄に思う。来年は打撃部門でもタイトルを取れるように頑張ります」

オリックス吉田正尚(2018年8月18日撮影)
オリックス吉田正尚(2018年8月18日撮影)

◆指名打者 日本ハム近藤健介(初)

「ずっと取りたい賞だったのでとてもうれしい。初めて取ることができて良かった。これからもタイトル争いに加われるように頑張りたい」

日本ハム近藤健介(2018年8月25日撮影)
日本ハム近藤健介(2018年8月25日撮影)

セ・リーグ


◆投手 巨人菅野智之(2年連続3度目)

◆おもなタイトル 最多勝利15勝(2度目)最多奪三振200個(2度目)最優秀防御率2割1分4厘(4度目)沢村賞(2度目)

「2年連続で選んでいただき大変光栄です。サポートしてくださった方々に感謝しています。現状に満足することなく、これからも高い目標に向かって日々成長できる野球選手でありたいと思います。チームの先頭に立って、来年こそ優勝したいです」

巨人菅野智之(2018年10月14日撮影)
巨人菅野智之(2018年10月14日撮影)

◆捕手 広島会沢翼(2年連続2度目)

「2年連続で取れたということが自分的にはうれしい。(受賞が)1年だけというのは嫌でしたし、もっともっと上のレベルでまだやりたい」

広島会沢翼(2018年9月26日撮影)
広島会沢翼(2018年9月26日撮影)

◆一塁手 中日ビシエド(初)

◆おもなタイトル 最多安打178本(初)

「今回、首位打者賞、最多安打者賞、そしてベストナインに選ばれたこと、大変うれしく思います。とりわけベストナインは、素晴らしい選手がいる中で選ばれたことはとても光栄です。これもひとえに沖縄キャンプからしっかりとシーズンに向けて準備できたこと、またコーチたちからのアドバイス、そしてファンの方たちが、いい時も悪い時もいつも一生懸命に応援してくださったからだと思います。皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。2018年のシーズンは、個人的には大満足のシーズンになりました」

中日ビシエド(2018年8月23日撮影)
中日ビシエド(2018年8月23日撮影)

◆二塁手 ヤクルト山田哲人(2年ぶり4度目)

◆おもなタイトル 最多盗塁33(3度目)

「去年は取れず悔しさはあったので良かった。守備でも認められたい気持ちはあるので高い壁だけど来年はゴールデングラブ賞も頑張りたい」

ヤクルト山田哲人(2018年6月28日撮影)
ヤクルト山田哲人(2018年6月28日撮影)

◆三塁手 DeNA宮崎敏郎(2年連続2度目)

「2年連続で選んでいただき非常に光栄。今季は悔しいシーズンだった。来季こそはリーグ優勝、日本一を達成できるよう頑張る」

DeNA宮崎敏郎(2018年9月9日撮影)
DeNA宮崎敏郎(2018年9月9日撮影)

◆遊撃手 巨人坂本勇人(2年ぶり4度目)

「今季はけがでチームを離れた時期がありましたが、いろんな方々のサポートがあったおかげで受賞できたと思います。本当に感謝しています。来年は優勝して、この賞も2年連続で選んでいただけるように頑張ります」

巨人坂本勇人(2018年9月22日撮影)
巨人坂本勇人(2018年9月22日撮影)

◆外野手 広島丸佳浩(3年連続4度目)

◆おもなタイトル 最高出塁率4割6分8厘(初)

「選んでいただき光栄。この賞に浮かれることなく、これからもレベルアップできるように頑張る」

広島丸佳浩(2018年8月31日撮影)
広島丸佳浩(2018年8月31日撮影)

◆外野手 広島鈴木誠也(3年連続3度目)

「うれしい。今年は休み休みやっていたので、フルで出て、いい成績を残して、また取れたらいいと思う」

広島鈴木誠也(2018年10月3日撮影)
広島鈴木誠也(2018年10月3日撮影)

◆外野手 DeNAソト(初)

◆おもなタイトル 最多本塁打41本(初)

「まさか自分が選ばれるとは思わなかったので驚いている。常にベストを尽くし、チームに貢献することを意識してやってきたので、非常に光栄です」

DeNAソト(2018年5月11日撮影)
DeNAソト(2018年5月11日撮影)