パ集結の早大10年ドラ1投手トリオ 楽天福井は…

「福」を楽天にもたらす! 今季広島から移籍した楽天福井優也投手(30)が「節分の日」の3日、チームを日本一に導く決意を新たにした。沖縄・久米島でのキャンプでは初日からブルペン入りし、平石洋介監督(38)の評価も上々。10年ドラフト1位が新天地で復活を期し、岸や則本に続く先発ローテ入りを誓った。

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鬼は外、福~井は内! 福井が節分にかけて、胸の内を明かした。「自分にとっての鬼は自分自身ですね。すぐに甘えてしまう弱い心もあるので。今年は鬼に負けないようにしたい。チームにしっかり福を呼ぶ男になります」。広島で昨季まで3年連続リーグ優勝した経験を、13年以来の頂点に挑む新天地に還元するつもりだ。

1日のキャンプ初日からブルペン入りした。練習中も積極的に周りの選手とコミュニケーションを取った。「新鮮な気持ちでやれています。本当に楽しくやらせていただいています」と笑顔も絶えない。練習後に開催された久米島町民らとのイベント「久米島フェスティバル」でも小学生らと交流。海で使用する浮きを使用した、海開きでも行う「浮き球ベースボール」では豪快な打撃力も披露し、拍手を浴びた。

15年には9勝を挙げたが、昨季はわずか3試合の登板で0勝3敗。今季に懸ける思いは強い。自主トレでの仕上がりを早めるため、例年の東京ではなく温暖地を求めて沖縄を選んだ。1月中から17年広島ドラフト1位中村奨成捕手(19)を座らせて投球するなど、アピールできる土台は培ってきた。“福は内”とばかりに、内角に直球を投げ込む姿。平石監督も「こっちのイメージより良い球がきている」と絶賛した。

早大の10年ドラフト1位投手トリオ、日本ハム斎藤佑樹(30)、西武大石達也(30)と初めて同じリーグにそろった。「みんな生きるか死ぬか。自分にプレッシャーをかけてやろうと思っている」。チームの先発ローテ3番手以降の競争は激化している。「個人としては1年間ローテを守ること。そうすればチーム目標の日本一に貢献できることになる」。プロ初の2ケタ勝利達成で楽天の「福男」となる。【鎌田直秀】

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  • 「久米島フェスティバル」の子どもたちとの野球で豪快な打撃を披露する楽天福井(右)(撮影・鎌田直秀)