「筒香センサー」ズレなし特大弾 感度良好で開幕へ

「筒香センサー」感度良好!

DeNA筒香嘉智外野手(27)が、ロッテ戦(横浜)の6回に特大のオープン戦1号を放った。

今季から右翼へ新設された「ウィング席」へ初めて到達する、メジャーリーガー顔負けの1発。キャンプ中から模索していたボールの感じ方は「まとめ作業に入っている」と自信を深め、ビンビンで開幕を迎える。

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昨年までなら場外へ消えていた。筒香が放った打球は、ハマスタ名物「鳩サブレー」の看板を見下ろしてグングン伸びた。2点リードの6回2死走者なし。カウント2-2からど真ん中に入った145キロ直球に、体が反応した。

今季から右翼スタンドの上部に新設された、地上約30メートルの「ウィング席」に運んだ。16日ソフトバンク戦でオープンしたばかりの同席へ届けた「ウィング1号」。キャッチした男性ファンは「まさかここまで!」の顔。目を見開いて喜んだ。「これだけ素晴らしい球場で野球ができて、すごくうれしい。そこへ打てて良かった」と野球少年のように喜んだ。

左ふくらはぎの張りで、2日の日本ハム戦(札幌ドーム)を最後に離脱。16日に1軍合流して2戦目で結果を残した。1回には先制の適時打、第4打席では5球粘り、6球目に押し出しの四球。開幕まで2週間を切った中で「2軍にいる時も、打撃投手の球を打席で見ている。ズレもない」と感度は最高潮だ。

キャンプ中から常々「体で感じる」という言葉を使い「ボールへのアプローチ」をテーマに挙げていた。打撃フォームも重心を低くしたり、ややノーステップ気味に変更するなど微調整を加え、理想に近づけてきた。「ボールに対してのセンサーが、ズレもない。ボールへの反応、対応スピードもよくなってきている。あとは、まとめ作業」。感じるままにバットを振ればいい。

速度が落ちないメジャー級のオープン戦1号。ラミレス監督も「新しいところに、いいプレゼントとなった」と満面の笑み。ハマスタのあるじはもちろん、今年も筒香だ。【栗田尚樹】

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  • DeNA対ロッテ 試合後、打球が飛び込んだウィング席を指差す筒香(左)とロペス(撮影・丹羽敏通)