楽天が延長11回、9-8で日本ハムにサヨナラ勝ちした。最後は犠飛で本塁へ突っ込んだ藤田一也内野手(36)が捕手のタッチをかいくぐり、左手でベースを触って勝利をたぐり寄せた。

▼楽天が0-8から逆転サヨナラ勝ち。楽天は8日ソフトバンク戦(0-7→8-7)で球団初の7点差逆転勝ちを記録していたが、1週間で更新となった。7点差以上の逆転勝ちをシーズン2度以上は13年のDeNA以来。DeNAは5月10日巨人戦、8月20日阪神戦、同31日ヤクルト戦の3度記録した。パ・リーグでは03年ダイエーが5月14日近鉄戦(8点差)9月4日日本ハム戦で記録して以来16年ぶり。月間で2度は、前記13年8月のDeNAに次いで史上2度目で、パ・リーグでは初めてだ。

▼楽天のサヨナラ勝ちは今季4度目で、今月だけで3度目。楽天で月間3度のサヨナラ勝ちは10年9月、14年9月に並ぶ最多タイ。