ロッテが逆転負けし、連勝は2で止まった。

荻野貴司外野手(33)が先頭打者弾含む3安打3打点を稼ぐなど、3回までに4点を先行したが、勝利の方程式が崩れた。

3点リードの8回に3番手で登板した唐川侑己投手(29)が4安打4失点(自責3)。味方の失策で先頭を出してから楽天藤田に適時二塁打、浅村に同点2ラン、島内に勝ち越しソロを浴びた。

荻野に2号ソロ、井上に6号ソロと味方が2本塁打した一方で、先発ボルシンガーは5番ウィーラーに、唐川は3番浅村と4番島内に、相手クリーンアップ3人から被弾した。

守備も3失策と精彩を欠いた。井口監督は「5回の攻撃で無死二、三塁から追加点が取れず、流れが向こうにいった。唐川はうちの勝ちパターン。信頼して送り出しているので、そこは僕の責任。ボルシンガーは1発は食らいましたけど、非常にいい投球だったと思います」と総括した。