明大が5季ぶりとなる優勝に王手をかけた。

先発の竹田祐投手(2年=履正社)が投打に活躍した。2回2死満塁で、慶大・佐藤の高め136キロ直球を引っ張り、左翼席へ放り込んだ。高1夏の練習試合以来という満塁本塁打で先制し、そのまま決勝点となった。投げては5回4安打1失点に抑え、今季3勝目。「(前打者の)西野さんの打席の時、回ってこいと思ってました。その思いが打席に出たと思います。(投球は)長いイニングを投げさせてもらえるよう、信頼を得たい」と話した。

明大は、同率首位で迎えた慶大戦で2連勝。今春初戦の立大1回戦に敗れた後は、8連勝だ。勝ち点4の単独トップに立った。次週25日からの法大戦で、1勝でもすれば優勝が決まる。

なお、早大はこの日の第1試合で明大が勝った時点で、今春の優勝が消えた。