慶大は首位対決に連敗して自力優勝が消えた。明大の3安打に対し、10安打しながら、相手投手のひと振りにやられた。

大久保秀昭監督(49)は、4回に1点を返し、なお1死二、三塁の好機を生かせなかったことを悔やんだ。「あそこでもう1点詰めておけば」。終盤攻め続けただけに痛い逸機だった。「でもこれが野球なんで。選手は一生懸命やってくれた。僕が悪い」と自らを責めた。