阪神才木浩人投手(20)が21日、右肘の不調のため、2軍本隊から離脱した。鳴尾浜球場の残留練習に参加したが、ノースロー調整で治療やトレーニングを行った。「せっかく時間ができたのでトレーニングをできる範囲でやって、自分のプラスの時間に。以前よりも良い状態に持っていけたら」と前向きに捉えた。

甲子園で才木の状態について問われた福原投手コーチは「右肘のことなのでじっくり、ゆっくりですね。(登板の)メドは立っていません」と説明した。今後は右肘の状態をみながら、2軍でリハビリを続ける。

才木は今季、1軍で3試合に先発し、2勝1敗。19日のウエスタン・リーグ広島戦(由宇)で2軍降格後、実戦初登板となったが、初回に先頭1人に6球を投げ、二飛に打ち取ったところで、緊急降板していた。