チーム最年長右腕のオリックス岸田護投手(38)が復活へ闘志を燃やした。

今季は古傷の腰痛に悩まされ、1軍戦はおろか2軍戦登板も5月5日楽天戦(オセアンBS)の1試合にとどまり、大阪市内の球団施設で調整を続けている。この日、ブルペンでシャドーピッチングやネットスロー、ダッシュなどで汗を流した右腕は「ケガもよくなってきている。復帰も近いと思います」と明かした。

前半戦を終え、現在チームは最下位に甘んじるも、2位まで4ゲーム差まで迫ってきた。「チームもこれから上がっていきそう。少しでも早く戦力になることを目指してやっていきたい。仕事なので」。投手陣では若手が頭角を現していることを受け、「いいプレッシャーの中で競争ができていると思う。そこに僕も食い込んでいかないといけない」と覚悟を口にした。