西武中村剛也内野手(35)がプロ野球史上20人目となる通算400号本塁打を放った。延長11回1死の第5打席にオリックス増井からサヨナラ本塁打で決めた。

-400号がサヨナラ

本当に最高の場面で打ててうれしいです。

-04年近鉄戦で初本塁打

覚えてます。

-そこからの道のり

考えたことなかったなあ。いろいろありましたし、いろんな方にお世話になって、感謝して、これからも打てるように努力してやっていきたい。

-本塁打とは

うーん、どういうもんすかね。聞かれたら難しいんすよ。僕の中では、野球の醍醐味(だいごみ)。

-もう400、まだ400

うーん、まだ400(笑い)

-振り抜いた瞬間入るか入らないかは分かるのか

ほぼ分かります。

-自分のスイングができれば本塁打の確率は上がるか

しっかりスイングできて甘い球がくれば、しっかり打球を上げてホームランにする練習をしてますんで。

 

◆中村剛也(なかむら・たけや)1983年(昭58)8月15日、大阪府生まれ。大阪桐蔭で高校通算83本塁打を放ち、01年ドラフト2巡目で西武入団。08年にリーグ最多の46本塁打で初タイトルを獲得し、本塁打王6度は歴代3位。打点王3度、ベストナイン6度。満塁本塁打は歴代最多の通算18本。15年プレミア12日本代表。今季推定年俸2億8000万円。175センチ、102キロ。右投げ右打ち。