ルーズベルトゲームを制した巨人原辰徳監督は、開口一番「面白かった? オレは面白くないよ。厳しいゲームだよ」と言って「勝利したのが大きいですね。それ以上もそれ以下もない」と続けた。

広島の猛追にあう中、1点差に迫られた6回は1死一塁から亀井のランエンドヒットでチャンスを広げ、坂本勇の犠飛で追加点。8回も坂本勇の適時打で貴重な1点を追加した。指揮官は「どんな点数も大きいよ。何点がいわゆる安全なのか分かりづらいね。勝ち切ったのが良かったでしょうな」と評価。今季初めて阿部以外の捕手を2人制にして臨んだ一戦で、2位DeNAに3ゲーム差とした。