ロッテ安田尚憲内野手(20)が、母校履正社の甲子園初優勝を祝福した。ロッテ浦和球場での練習後に寮の自室で観戦したといい「すごく興奮しました。自分が3年生の時の1年生の後輩たちが3年生となって活躍をしている姿を見て、とてもうれしかったですし、なにか不思議な感じがしました。岡田監督のうれしそうな顔を見て、自分もうれしくなりました。監督を中心に日夜、厳しい練習を繰り返してきた成果だと思います。監督は『春のリベンジをしたい』とずっとおっしゃっていました。今回の試合に並々ならぬ決意で挑んでいたと思うので、勝てて本当にうれしいです」と自分のことのように喜んだ。

自身は現在、15本塁打65打点で、ともにイースタン・リーグトップ。「今回の後輩たちの頑張りに僕も強い刺激を受けました。もっともっと努力をして、自分について報道されるのが、この後輩たちへのおめでとうコメントだけで終わることがないように精いっぱい頑張ります」とさらなる飛躍を誓った。