プロ野球選手が少年少女、指導者へ向けてレッスンを行う「ジュニア・ベースボール・クリニック」、今回、アドバイスをしてくれるのは田中瑛斗投手です。

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小学2年から野球を始めた田中瑛投手。3年生くらいから毎日、朝6時に起床して、繰り返していたのがシャドーピッチングです。父が自宅の庭に作ってくれた特製のマウンドを使い、ボールの代わりにタオルを持って約1時間、腕を振っていました。「球を投げるよりも肩やひじへの負担が少ないと思います。ボールを投げることも大事ですけど、あまり多く投げ過ぎると、ケガにつながることもあるので、そういう意味ではいい練習だと思います」。

プロになった今でも、時間を見つけては、室内練習場などで鏡を見ながら、投球フォームをチェックするといいます。「(フォームのバランスなどに)困ったら、小学時代を思い出してシャドーをします。投球動作の基本となるものなので、おすすめです」。

◆北海道日本ハムファイターズ・ベースボール・アカデミー◆ 未就学児から小学6年生までを対象に、元プロ野球選手がコーチとなり、野球の基礎基本から1人1人にあった技術指導をしてくれる野球スクール。https://www.fighters.co.jp/academy/baseball/