早大は散発5安打で1点も取れなかった。シーズン初カードで2試合連続完封負けは、81年春「赤門旋風」の東大にやられて以来の屈辱だ。

初回1死満塁では檜村が二ゴロ併殺。54歳の誕生日を飾れなかった小宮山悟監督は「(好機を)ものにできない。選手がどれだけ優位な気持ちで立てるか」と心理面を指摘。1週空いて、今春Vの明大に挑む。「次、やられたら終わってしまう。策を練らないと」と立て直しを誓った。

▽早大・加藤雅樹主将(2試合連続完封負けに)「チームのためにと思いすぎると、重くなってしまう。開き直ってやれるか。いかに実戦で打てるかだけ考えて、練習していきたい」