西武森友哉捕手がシーズン100打点に到達した。8回に同点に追いつき、なおも1死一、二塁。初球を振り抜き右翼越え適時二塁打を放った。

「外野が前に来ていたので、越せたらいいなと。振れる球を振ろうと思った」。これで大台に到達し、捕手ではプロ野球史上5人目の快挙となった。チームでは中村、山川に次ぐ3人目で、100打点トリオは史上5チーム目。日本人3人では03年ダイエー(現ソフトバンク)以来だ。

打率3割3分6厘で首位打者を走るが、100打点は「想像もしていなかった」と自身も驚く結果。「いいところで打てている。そこはうれしい。残り試合少ない。形うんぬんじゃなくて、結果勝てればいい」と優勝まで走り抜く。