プロ野球選手が少年少女、指導者へ向けてレッスンを行う「ジュニア・ベースボール・クリニック」、今回アドバイスをしてくれるのは日本ハム石川亮捕手です。

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捕手に大切なキャッチングの上達法を教えてくれました。「僕がよく練習でやっていたのは、野球のボールよりも軽くて柔らかいテニスボールを使って、素手でボールを捕るという練習です」。捕球姿勢をつくり、数メートル前からパートナーにボールをトスしてもらって、捕球練習を繰り返していたといいます。

ボールを捕る手の位置は体から近すぎず、かつ遠すぎないように、ひじを軽く曲げられる位置での捕球を意識したそうです。「まずは素手で捕球することで、ボールをしっかりと捕るという感覚を身につけられるように。ボールをピタッと止められずに手が流れるような動きにならないように。これを繰り返すことで、ミットをつけた時のキャッチングの上達につながると思います」。

◆北海道日本ハムファイターズ・ベースボール・アカデミー◆ 未就学児から小学6年生までを対象に、元プロ野球選手がコーチとなり、野球の基礎基本から1人1人にあった技術指導をしてくれる野球スクール。https://www.fighters.co.jp/academy/baseball/