ソフトバンクが4年ぶり4度目の優勝を果たした。相手のミスを徹底的に突いた。3回無死二、三塁で美間の三塁への強烈な当たりが適時失策を誘い、2点を先制。4回には無死二塁から市川が適時打で1点を追加、なお1死一、三塁で川瀬がスクイズ。相手の送球失策なども絡み、2点を奪った。

投げては、先発二保がテンポの良い投球で5回無失点6奪三振の好投。5点リードの9回に無死から2点を返されたが、最後は川原が踏ん張って、勝利をつかんだ。

最優秀選手に選ばれた二保は「一発勝負で試合を壊さないようにというのと、自分自身も結果を出さないとというのがあった。上出来というくらい良いピッチングでした」とうなずいた。12年のファーム選手権では敗戦投手となっており、8年越しの雪辱を果たし「ここでリベンジできて良かった。CS、日本シリーズと残っているので少しでもチームに貢献できるように頑張ります」と1軍のポストシーズンでの昇格に目を向けた。

小川一夫監督は「これからのプレーオフの準備という意味ではいい内容だった。2軍は日本一になれましたけど、1軍のポストシーズンは残っている。我々もサポートしていくので、応援よろしくお願いします」と話した。

また優秀選手には栗原と川瀬が選出され、ソフトバンク勢が総ナメにした。