右肘を手術しリハビリ中のソフトバンク柳田悠岐外野手が、年内はバットを握らない考えを明かした。7日に手術を受け、15日に抜糸が完了。同日から本格的に練習を再開していた主砲はこの日も福岡・筑後市のファーム施設で若手に交じり、ダッシュや外野ノックで精力的に動いた。「例年以上に動けている」と体の状態は良好で、患部の右肘も走ることや私生活ではほとんど痛みがないという。

医師からは術後1カ月以降は打撃練習やスローイングを認められているが、「まだやる必要がない。今年中はやらないと決めている」と12月中は筑後のリハビリ組に参加しながら、トレーニングや体力強化を中心に体を動かす予定だ。今季は左膝裏の負傷で約4カ月、戦列を離れた。「もう手術しなくていいように。シーズン中は持たせんといけんからね」。来季フル稼働のためにも、我慢の冬を過ごす。