ソフトバンク西田哲朗内野手(28)が平石新打撃コーチの加入を大歓迎した。

西田は17年オフにトレードでソフトバンク入り。それまでは10年のプロ入りから8年間、楽天でプレーしていた。平石コーチとは現役選手同士、コーチと選手として長く接してきた。「すごくいい方が来てくださる、と思いました。就任されてから1度、電話で話をさせてもらいました。まだお会いできていないので、早く会いたいですね」と喜んだ。

楽天時代の14年、西田は自己最多131試合に出場しブレーク。シーズン終盤には4番にも抜てきされた。その時の1軍打撃コーチが平石氏だ。西田から見た平石コーチは「選手からの信頼も厚いですし、PLの血が流れているので厳しいところは厳しい。選手が納得する怒り方をしてくれますし、選手目線で話してくださる方です」と厚い信頼を寄せている。

今季は両脇腹の故障のためわずか7試合の出場に終わった。現在は筑後のファーム施設でリハビリ中。打撃や守備練習もできるようになり全快間近になってきた。内野全ポジションを守れる、チームに貴重な右打者。古巣の恩師と再共闘するためにも、来季はフルで1軍戦力になるつもりだ。【山本大地】