ソフトバンクのドラフト1位、JR西日本・佐藤直樹外野手(21)が18日、宮崎キャンプを見学した。この日、広島から新幹線と飛行機を乗り継いで宮崎入り。会社がある広島名物の「もみじまんじゅう」を手みやげに訪問。アイビースタジアムで真砂、九鬼らの特打を見守った。

「真砂さんは(打撃が)すごい力強いと思いました」。施設内から先輩の打球に目を凝らした。工藤監督からは「ケガせず(年明けの合同)自主トレまで頑張って」と声を掛けられた。ホークスの外野手陣は柳田、中村晃、上林、グラシアル…と層が厚い。50メートル走5秒9の快足と120メートルを投げる強肩が自慢の佐藤にとって、初めて目にする日本一軍団の姿は発奮材料になった。「楽しみでもあるし、(練習に)ついていけるかな、という不安な気持ちもある」。そう話しつつ「甲斐野さんの次のドラフト1位でもあるし、活躍できたら」と引き締めた。