母校・大体大の硬式野球部OB会主催の元巨人上原浩治氏(44)の引退記念パーティーが8日、大阪市のホテルで開かれた。

上原氏は巨人で新人1年目の99年に最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手4冠を受賞し、09年のメジャー移籍後はオリオールズ、レッドソックス、カブスで活躍。日本人初の日米通算100勝・100セーブ・100ホールド(通算134勝128セーブ104ホールド)を達成し、今年5月に現役を引退した。

学校法人浪商学園の野田賢治理事長、恩師の中野和彦監督、後輩の日本ハム村田、中日松葉、楽天菅原ら約230人が出席。藤瀬史朗OB会長が「我々のヒーローが引退しました。ねぎらってあげていただきたい」とあいさつ。野田理事長からは「いずれは大学の監督になっていただきたいと前々からお伝えしているのですが」と復帰を望む声も飛び出し、関係者がそれぞれに上原氏の新たな門出を祝った。