オリックスは、ダイヤモンド・バックスからフリーエージェントとなっていたアダム・ジョーンズ外野手(34)を獲得したことを発表した。

ジョーンズは11年から7年連続で20本塁打以上を記録するなど、メジャー14年間で通算1939安打、282本塁打を残してきた。今季もダイヤモンドバックスで137試合に出場し、打率2割6分、16本塁打、67打点と、レギュラー格として活躍した。吉田正と3、4番コンビを組むものと見られる。契約年数は2年で、総額は年俸800万ドル(約8億8000万円)プラス出来高200万ドル(約2億2000万円)。背番号は10。

福良GMは、来年の東京五輪について、米国が代表に決まった場合は代理人からも本人からも出場希望があったと明かし「そのときに体に問題がなければ、うちとしては大丈夫」と、故障などを抱えていなければ出場を認める構えだ。

◆アダム・ジョーンズ 1985年8月1日、米カリフォルニア州生まれ。03年ドラフト1巡目(全体37位)でマリナーズ入団。06年デビュー。08年オリオールズ移籍後は主力として活躍し、球宴5度選出、ゴールドグラブ賞4度、13年シルバースラッガー賞。昨季6年契約を終え、今年3月にダイヤモンドバックスと1年300万ドル(約3億3000万円)で契約。メジャー14年間で通算1939安打、282本塁打、945打点。13、17年WBC米国代表。188センチ、98キロ。右投げ右打ち。