ソフトバンクは16日、ヤクルトからの移籍が決定的だったウラディミール・バレンティン外野手(35)の入団を発表した。ヤクルトを自由契約となった今月上旬に、すぐさま球団関係者が渡米して交渉にあたっていた。

バレンティンは球団を通じて「このたび、ソフトバンクホークスの一員になれたことに心から感謝しています。僕にとってはとても光栄なことであり、非常に喜んでいます。また、新しい環境で好きな野球が出来ることに幸せを感じています。日本でのこれまでの経験を生かし、2020年のホークスのリーグ優勝、4年連続日本一を果たすため、全力を尽くします。福岡のファンの皆さんに会うのを楽しみにしています」とコメントを発表した。背番号はヤクルト時代からつけていた「4」。

これまで「4」をつけていた川島慶三内野手(36)は「99」に変更されたこともこの日、同時に発表された。川島は球団を通じて「バレンティンがたった1人で日本にやってきて、背番号4で活躍する姿をずっと見てきました。球団の方からは「4番は川島君につけていてほしい」と言っていただきましたが、僕とバレンティンと2人で話し合いをし、彼をリスペクトしているし、ホークスでもその姿を見せてほしいという思いから背番号を譲る決心をしました。ファンの皆さんには、僕の新しい背番号を覚えてもらって、99の川島グッズを買ってほしいです。そのために、バレンティンと一緒にしっかり頑張りたいです」とコメントした。