“雄平組”が猛練習でレベルアップする。ヤクルト雄平外野手が、大村、松本直、太田、渡辺、松本友の若手5人と埼玉・新座市内の立教大新座キャンパスで合同自主トレ。約9時間半の厳しい練習を行った。

プロ18年目へ「基礎体力の向上と、走攻守全てのレベルアップをするためのメニューを組んでいる」と力を込めた。

最後の打撃練習だけで、空になったボールケースは12箱。全員で1日計30箱以上を打ち込んだ。フィジカルトレに加え、連続ティーやロングティーなどの打撃練習、ノックと幅広いメニューをこなす。「若手と一緒に練習できることは刺激になるし、ありがたい。負けたくない気持ちもある」。志願して参加する後輩たちと鼓舞し合い、ノースリーブ姿でバットを振った。

シーズンを見据え、体を追い込む。バレンティンの退団により、主軸としての期待がかかる中で「全試合出場して、キャリアハイ更新が最大の目標」ときっぱり。若手と高め合いながら、さらにパワーアップした姿を見せる。【保坂恭子】