今秋ドラフト候補の俊足外野手、同大・小川晃太朗(3年=龍谷大平安)が、大学日本代表入りを誓った。

大学日本代表候補35人に選出されており、3月16~18日(平塚)に行われる最終選考に挑む。昨年も合宿に参加し、50メートル5秒69、30メートル3秒67、二盗3秒27と全ての項目でチームトップのタイムを記録する「3冠」獲得も、最終メンバーから落選。「手応えもあってショックはありました。もう1年あると切り替えてやってきた。リベンジというか借りを返したい。代表に入るという気持ちを入れてやっていきたい」と本気でぶつかる。

同メンバーには、中学時代の全国陸上競技会で「サニブラウンに勝った男」として名をはせる中大・五十幡亮汰外野手(3年=佐野日大)も残る。小川も「五十幡の足はハンパなかった」と振り返る通り、五十幡は11月の選考合宿で手動計測ながら50メートル5秒6を記録。両者とも同じ俊足外野手で似たタイプ。もちろん2人とも最終メンバーに選出されるのがベストだが、3月の選考では一騎打ちになる。西のいだてんは「守備と肩には自信がある。3月、五十幡に勝って代表入れるようにしたいです」と打倒、東のいだてんに闘志を燃やした。