阪神ドラフト6位の小川一平投手(22=東海大九州)が20日、高知・安芸での2軍キャンプで初めてシート打撃に登板し、打者11人に対して無安打、2奪三振と好投した。

最速149キロの力強い直球、チェンジアップを駆使。2四死球はあったが、直前のケース打撃で左越え本塁打を放った同期でドラフト2位の井上広大外野手(18=履正社)から空振り三振を奪ったほか、思い切りの良い投球で打者陣から凡打の山を築いた。

平田勝男2軍監督(60)が「小川はおもしろいよ。ボールが動く。キレもあるし、投内連係も上手」と評した大卒右腕。登板を見守ったコーチ陣からも「ナイスボール」と声が飛んでいた。