阪神がオープン戦初戦を12安打3本塁打で6得点し、快勝した。2回に坂本が先制2ラン。3回にはマルテが左翼席へ2ラン、4回には近本が右翼にソロを運んだ。

得点にはつながらなかったが、8回には無死一塁から送りバントの場面で、江越が三塁まで進む好走塁などもあった。

矢野燿大監督(51)は「江越の走塁も、江越らしい素晴らしいね。見た目ほど簡単なプレーではない。あそこで1点取りたかったけれど、みんなそれぞれが、聖也(木浪)もエラーしたけどその後守備で取り返したし、みんなやれることをやってくれた。いいスタートをきれたと思います」。さらに指揮官は、開幕投手の西勇についても「しっかりした球が投げられている。何の心配もしていない。順調にきているという感じで見てました」と信頼感を口にしていた。