オリックスの新外国人アダム・ジョーンズ外野手(34=ダイヤモンドバックス)が東京オリンピック(五輪)への胸中を明かした。25日は京セラドーム大阪で練習。

「コメントが難しい」と前置きしつつ、前向きな姿勢を示した。

かねて参加を希望し、昨年12月に契約を結んだ際、球団は米国が五輪に出場した場合の出場を容認していた。この日は「来年になっても出たいのは出たいけど体が出たいと思える状況にあるかどうか」と冗談を交え「その辺は今の時点では分からないけど、気持ちとしてはね」と続けた。

大リーグ通算282本塁打の金看板を背負い、来年は2年契約2年目になる。オリックスでのプレーが前提か問われると「すべてがうまくかみ合って、うまくいけば出たい」と話すにとどめたが、五輪への思いを隠さない。13、17年のWBCにも出場し、国際試合への思いは強い。この日は打撃練習後、三塁でゴロ捕球。積極的に体を動かし、開幕に向けて準備を進める。