楽天ドラフト2位の黒川史陽内野手が「ケイスケ・ホンダ」からスターへの心構えを学ぶ。活動休止中の7日、球団を通じ報道陣の質問に回答。寮内にあるサッカー元日本代表の本田圭佑が題材の本を読んでいると明かした。

高卒新人野手では16年オコエ以来、2人目の開幕1軍メンバー入りを目指す近未来の主軸候補は「本田選手のように大きな目標を達成できる選手になりたいです」と将来像を描いた。

有言実行で道を切り開く。日本から世界へ羽ばたいた本田の言葉から「周りからはビッグマウスと言われてしまっても、実現させるために自分にプレッシャーを与えているところ」に学びを得た。自身も春季キャンプの1軍同行は当初1次のみだったが「やるからには目指したい」と猛アピールで予定を覆し、完走した。プロ入り決定後に掲げた目標は史上初の「4割打者」。「リトル黒川」の伸びしろは無限大だ。