西武高橋光成投手(23)が9日、地元群馬のファンに向けてメッセージを送った。前日8日、前橋・上毛新聞敷島球場で6月19日に予定されていた日本ハム戦が新型コロナウイルス感染拡大による措置で、メットライフドームでの開催に変更となった。高橋光は一夜明け「楽しみにしていましたが残念です」と話した。

同投手はこれまで上毛新聞敷島球場で2戦2敗。初の凱旋(がいせん)勝利を目に焼き付けようと思っていた地元ファンも多いはず。高橋光はそんなファンに向け、球団を通じ「昨年、この球場で登板し、負けてはしまいましたが大きな転機となりました。また大きくなって群馬に戻れること楽しみにしています。今、このような状況で大変な思いをされていることと思います。こんな時こそ、皆で乗り越えていきましょう!」などとメッセージを送った。

高橋光はこの日、ライオンズトレーニングセンターの寮でウエートトレーニング。その後はメットライフドームでキャッチボール、遠投を行った。最後はキャッチボール相手の佐野泰雄投手を座らせ、カットボール、カーブといった変化球も交えて投球練習した。

ブルペンに入る機会もなかなかない中「今だからこそできることをやりたい。シーズンに入ってからはなかなかできない筋肥大のトレーニングですね。ウエートにフォーカスしてやっていきます」とトレーニングのテーマについて説明した。